たくさんある仮想通貨。
・始めてみたいけど種類が多すぎてわからない。
・どの記事読むにしても難しすぎる。。。
・今から始めても遅くないの?
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方のために、
・どんな想いがあって開発された仮想通貨なのか。
・最大の特徴を一言でいえばどんな仮想通貨なのか。
専門用語一切なしで、まとめていきたいと思います。
第4弾は、時価総額第6位XRP通称リップル!!
時価総額は、約380億ドル(≒4兆5600億円)
時価総額(2022/3/18時点)で比較してみると、
ビットコインの1/24の時価総額です。
イーサリアムの1/10といったところでしょうか。

2018年ごろにはBit Coinに台頭していた人気仮想通貨でしたが、
今は時価総額も落ち着いてきている印象です。
ぶっちゃけ、ブームが去ったタイミングなのかもしれませんね。
今後巻き返しを図るための背策に期待しましょう。

それではさっそく見ていきましょう。
開発の想い
開発者の最大の想いは、
国際送金をもっとやすく、気軽にできるようにしたい!!
といったものでした。
国際送金にはこれまで1週間~2週間、
100万円送るのに手数料が3~4万円!
なんてこともある話でした。
最大の特徴
大きな特徴としては、2つ挙げられるかと思います。
・国際送金に強いこと
・マイニングの概念がないこと
まず、国際送金についてですが、
開発者の想いでもとりあげたようにリップルは、
・3~5秒で世界中どこにでも送金可能
・1500の取引を同時でおこなえる
といった国際送金の強みがあります。
また、XRPリップルには他の仮想通貨とちがって
マイニングの概念がありません。
マイニングとは、仮想通貨の取引の承認者になることで、報酬として新しく仮想通貨が発行され受け取ることです。
ビットコインとイーサリアム等の仮想通貨にはマイニングのある一方でリップルは、マイニングは存在しません。
全てのリップルは流通しきっていて、今後減りつづけていき希少価値が高くなっていきます。また、取引の承認者になれる人もあらかじめ決められたコミュニティに所属する人だけです。
リップルのトークンエコノミーについては、また別の機会により詳しく記事にしたいと思います。
様々な議論があるリップル
元はといえば、非中央集権型の通貨として注目を集めた仮想通貨ですが、
このリップル、、、2つの議論が盛んに行われているのでご紹介します。
①中央集権型すぎないか?
承認者がクローズドな集団のため、
え、この集団が共謀する可能性があるんじゃないか?
結局、中央集権型になってしまっているんじゃないか?
その他にも、プログラムが全て開示されているオープンソースが大半を占めるものの、XRPが銀行に提供しているサービス等は一般に開示されていないため、もしリップルが流通するとXRPを運営する会社が力を持ちすぎてしまうのでは?
という声があがっています。
②国際送金ならステーブルコインで賄えるのではないか?
TetherやUSD Coinといったステーブルコインで
十分安く、早く国際送金できるぞ??
と言った声があがっています。
もし、ステーブルコイン?なにそれっていう方がいれば
第二段で紹介しているので、ぜひ読んでみてください!!
確かに、リップルの最大の強みである国際送金は
ステーブルコインの誕生でいっきに薄れてしまっている印象で、
リップルがステーブルコインよりも技術的に優れている点を探してみましたが、見当たりませんでした。。。
マイナスな点ばかり、あげてしまうのは嫌なのでここで一つプラスな点もさらっとご紹介します。
2022/3/1にアジアでデジタル国際送金サービスを提供しているTrangloの株式を40%買い取りました。
リップルのネットワークをスケールしていくためにTrangloがもっているネットワークを使っていくようです。今後、さらに発展していくような兆しも見えています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
XRP(リップル)
国際送金を早く!安く!おこなえる!
一方で、中央集権型によりすぎなのでは?
ステーブルコインの台頭が痛いのでは
と時価総額が伸び悩んでいる仮想通貨といった印象でしたね。
次回、時価総額7位Terraをご紹介します!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
それではまた次回!!