テラ(ルナ)とは?仮想通貨初心者のための仮想通貨図鑑#5

たくさんある仮想通貨。
・始めてみたいけど種類が多すぎてわからない。
・どの記事読むにしても難しすぎる。。。
・今から始めても遅くないの?
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、
・どんな想いがあって開発された仮想通貨なのか。
・最大の特徴を一言でいえばどんな仮想通貨なのか。
専門用語一切なし
で、まとめていきたいと思います。

第5弾は、時価総額第7位Terra通称Luna!!
時価総額は、約320億ドル(≒3兆8400億円)

時価総額(2022/3/18時点)で比較してみると、
ビットコインの1/24の時価総額です。
イーサリアムの1/10弱といったところでしょうか。

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仮想通貨時価総額TOP20 (Terraが赤部分)

今回の仮想通貨、Terra社が発行している通称Lunaという仮想通貨です。それではさっそく見ていきましょう。

開発の想い

開発者Do Kwonさんの思いは、

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開発者Do Kwon (https://www.terra.money/を参照)

仮想通貨市場に、「より良いお金」を開発している人がいないことがLunaとTerraUSDを開発する動機となったそうです。

bitcoinは個から個への送金に強みが、、、Ethreumには、プログラムが組み込めるお金という強みが。。。けど、実際に現実世界で使い勝手のいい通貨なのかというとまだまだその段階にはほど遠いです。

”どんな仮想通貨だったら現実世界、簡単に使えて、保持することに魅力があって、優秀な投資対象になるのか”考えた結果できたのがTerraだった
by Do Kwon

最大の特徴

Terra社の最大の特徴、それは世界各国の法定通貨のステーブルコインを発行していることです。TetherやUSD Coinといったステーブルコインは、アメリカドルの取引きには便利ですが、世界中で使われているその他の通貨のことを無視しています。一方でTerra社は、韓国ウォンのTerraKRT、アメリカドルのTerraUST、モンゴルトグログTerraMNT等を発行しています。

ステーブルコインがたくさんある今、消費者の囲い込み合戦が始まっています!もちろんいろんなところで使える便利なステーブルコインでじゃないと生き残っていけません。

そんななか、今Terraが注目を集めているのはこのLunaという通貨が生み出すTerra社に関わるみんなが嬉しい循環にあります。

Lunaは一体なんなんだ?と思いますよね?Lunaは、これらのTerra社が発行している各国のステーブルコインの価格を安定させるための仮想通貨です。

どう安定させるのか順を追って説明すると


①まず価格がずれます

ある日1USTが1.01$になります。

②Terra社のアプリでLunaとUSTの流通量の調整をする

そんな時はTerra社のアプリで1$分のLunaを1USTに交換します。交換される1$分のLunaのうち数%は消滅し、残りはプールされます。

消滅した分Lunaの希少性が上がり価値も上がります。

交換して得た1USTを1.01$に交換すると0.01$の利益が得られます。1USTが1$になるまでこの作業が行われます。Lunaの保持者はUSTに変えるたびに利益が得られる仕組みになっています。


③プールされたLunaがTerraのプロジェクト運営に使われる

プールされたお金はTerraステーブルコインがより様々な用途ができるようなプロジェクトのために使用されます。例えば、金利が高い仮想通貨銀行Anchorや、韓国でどんどん広がってきている決済システムChaiなんかがプロジェクトの一つです。

④プロジェクトが開発されるたびに、Terraステーブルコインの需要が上がる
いろんな用途ができるとわかるとみんなTerraステーブルコインが欲しくなります。するとまた1USTの価値が高くなって、1UST≒1.01$,1.02$とずれが生まれるんです。

Lunaの価値もどんどん上がり投資家は嬉しく、
アプリがどんどん開発され消費者はより便利に使えて、
Terraステーブルコインの流通量もどんどん増え、
みんな嬉しい循環が保たれていくのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
Terra(Luna)!!

より良いお金」が誕生しそうな予感がしますね。
とにかくみんなが嬉しい循環を生み出せたのが画期的だと思いました。
今後もTerraに期待です!


次回、お待たせしました。
順番が前後してしまってすみません!
時価総額1位Bitcoinをご紹介します!

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます!

それではまた次回!!

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