ビットコインとは?仮想通貨初心者のための仮想通貨図鑑#6

たくさんある仮想通貨。
・始めてみたいけど種類が多すぎてわからない。
・どの記事読むにしても難しすぎる。。。
・今から始めても遅くないの?
と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、
・どんな想いがあって開発された仮想通貨なのか。
・最大の特徴を一言でいえばどんな仮想通貨なのか。
専門用語一切なし
で、まとめていきたいと思います。

第6弾は、時価総額第1位Bitcoin
なんと時価総額は、約776億ドル(≒93兆1300億円)です。(2022/3/18現在)
下図のように、ビットコインは数々ある仮想通貨の中で圧倒的な存在感を示しています。

仮想通貨時価総額TOP20シェア率
仮想通貨時価総額TOP20シェア率

金額が大きすぎて、よくわからないですね。
いい比較対象になるものないか調べてみました。

トヨタの2021年収益が30兆円なので、トヨタの収益のおよそ3倍です。
また、日本の国の出費が106兆円なので、ビットコインの時価総額と同等ですね。

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ビットコインの時価総額はトヨタの売り上げの3倍

仮想通貨の先駆者Bitcoin!!それではさっそく見ていきましょう。

開発の想い

開発者の思いを書きたいところですが、実は、ビットコインの開発者は誰かというのはいまだにわかっていません。これだけメディアでビットコイン、ビットコインと騒がれていますが、開発者の正体はだれも知らないんです

そんな正体不明の人物は、2008年にSatoshi Nakamotoという仮名で一つの論文を提出しました。

この論文の提出からまもなくビットコインが世の中に生まれました。

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仮名で提出された論文

世界中の通貨が抱える問題を解決する可能性があるかもしれない!!と瞬く間に注目を集めました。

世界で使われている通貨の問題点それは、中央集権型のお金ということです。中央集権型というのは、「ある一つのグループがすべてを管理している」という意味です。

例えば、日本の円であれば政府が管理しています。これの何がいけないのか、ある一つのグループが力を持ちすぎてしまって、私たちが見えないところで不正ができてしまったり、やろうと思えば個人の口座を凍結したりできることです。

例えば、問題になったアベノマスクは、総額260億円があてられており、その発注した枚数や単価が公表されていないんです。国民から徴収したお金(税)で購入しているものの情報が開示できない、、、政府にとって不都合なことが隠されているんじゃないかといわれています。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64313030Y0A920C2AC1000/

また、そのマスク作ってる会社がよくわからない会社なんですよね、、、

https://www.chunichi.co.jp/article/24828

裏でなにか力が働いてると感じる人がいてもおかしくない状況です。

さて、ちょっと脱線しましたが、中央集権の問題のキーポイントは
大きすぎる力をもった組織は裏で力を働かせ不正をして、情報を隠す」ことなんです。

ビットコインはこの中央集権型のお金から脱却した、「非中央集権型のお金」として誕生しました。

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2008年に論文を提出した、謎の人物Satoshi Nakamotoは
1万ビットコインを持っているといわれている。

ブロックチェーンってなに?

ビットコインは中央集権の逆、つまり
1つの組織が大きすぎる力を持つことなく、
情報を隠したり、変えたりできないお金。
なんです。

それを可能にした技術こそ、ブロックチェーンです。

ブロックチェーンとは何なのか。。。
ここでは、家計簿を例にとって考えたいと思います。

これまでの中央集権型の家計簿は、一人がすべての収入とか出費の記録をノートとってました。だからこそ、自分の都合にいいように隠したり、変えたりできたんですが、

非中央集権型の家計簿は、
①みんな自分のノートをもって、同じ内容の家計簿をかきます。
②出費や収入は、みんながOKを出さないとできません。
誰かが自分の持ってる家計簿を変えようととしても、みんながもってる家計簿と内容が違うとばれます。それかみんなのノート全部変えなきゃいけないのです。ずるするのがめちゃくちゃ大変です。
③ページ数が足りなくなったら、新しいノートに変えます。
ページがたりなくなったら、前まで使ってたのはノートAで次はノートB使うよ。って書いていきます。

ノート=ブロックです。
ノートA書き終わったら、新しいノートBに続きを書く。
どのノートの続きかわかるようにノート同士をひも(チェーン)で結んでいく。ここからブロックチェーンという名前が付いています。

しかも、すべての情報をネットに開示されているから隠せないんです。

ということで、情報を隠せない、変えられない、みんなで管理する技術をブロックチェーンと呼ばれており、それをお金に応用したビットコインが誕生しました。

ビットコインのここがすごい。

ビットコインは情報を隠せない、変えられない以外にもすごさがあります。それは、、、

世界中のみんなが希少だと思っている!!
世界中のみんなが価値があると思っている!!
無くならない!!
どの国にも属していない!!

ということです。
この4つを兼ね備えているもの他に、、、、思いつくでしょうか。。。勘が鋭い方は、お気づきかもしれません、、、そう、、、

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です。

世界中が希少だと認め
世界中で価値があり
無くならず
どの国にも属さない

ビットコインと金はそんな共通点があるんですね。

だからこそ、ビットコインをデジタルゴールドと呼ぶ人もいます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
謎の人物Satoshi Nakamuraが生み出した、お金への革命。

中央組織が存在せず、不正が行えず、情報が常に開示されている、ビットコイン。世界中の注目を集めるのも納得ですね。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます!

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次回は時価総額第二位Ethereumをご紹介します!!
それではまた!

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